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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-04-11(Sun) [長年日記]

■1 Groovy, PicoContainer, NanoWeb

どれもこれもcodehausのプロダクトなわけだが。

Groovy: Seasarのからさわぎでのtakaiさんのプレゼンを目撃して決意した。「汚れた世界では動的な言語が必要なのだ」を思想信条とする身としては、自分にできる何かをすべきだ、と。

PicoContainer: 人気ないねえ。Spring Frameworkは実務でも使ってる人がそれなりに居るみたいなのに。そこで、NanoWebだ。

NanoWeb: takaiさんから改めて「からさわぎ」会場の喫煙所でプッシュされた、Web層のフレームワーク。Groovy + PicoContainer + VelocityでMVCの'V'と'C'を担当。いいね。っていうか、このNanoラインナップは一体……。NanoContainer Hibernateはページも出来ているのだな。


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