2004-04-08(Thu) [長年日記]
■1 アラレ嬢壮行会@台南但仔麺
ジョジョとコスプレをこよなく愛すアラレ嬢が1年ほど豪州へ渡るということで、壮行会。妻は体調により不参加。顔ぶれはアラレ嬢と彼女の御母堂にりた姐、たらこせるのアニキ。彼らは一人残らず私の上京時からなんだかんだと世話になっている人達。このメンツが揃い踏みで呑むのはほんと久方ぶりである。妊娠のお祝いのお言葉などいただいて、恐縮しきり。
なんというか、自分のルーツを確認した会合だった。映画作家としてリュック・ベッソンはヤングジャンプ系で、コーエン兄弟はスピリッツ系であり、我われはティティを拝むにあたってはカネを払うべきで、子供の就寝時の読み聞かせはハインラインだよね、とかそういう話を紹興酒をボトルで3本空けつつ、『天国のドラゴンボール』のキャスティングをしている自分こそが自分なのだな、と。俺も頑張ろう。
近頃はiPodのおかげで、筋肉少女帯や岡村チャン、RCサクセションやAEROSMITHといった自分のルーツを確認している日々で、そういうのと相まって感慨深い夜だった。なんにしても遠からず父親なる人間のメンタリティではないことは確実なわけだが。文学のようにオレを憎むな!!
ところで、自宅の出発時点から『キラキラと輝くもの』を聴きはじめると、ちょうど有楽町あたりで『そして人生は続く』となる。朝っぱらから山手線で涙ぐんじゃう。また、iPod用にエンコしていて気づいたのだが、『SISTER STRAWBERRY』や『仏陀L』のCDが手元に無い。当時はカセットテープで聴いていたんだろうなあ。あとなぜか『UFOと恋人』も無いことに気づいた。
■2 あまり参考にならないJ2EE話
たぶん最近のこの日記読者が期待しているのは↑のような話ではないので、ちょっと近況っぽいことを書いておこう(誰が読んでいるのかよくわからんが)。
遅ればせながらJUnitEEとDbUnitを使い始めた。DbUnitは随分前に元同僚が見つけてきてはいたのだが、自分で本格的に使い始めたのは今日がはじめて。
ざっと見た限りでは、2PCってDBUnitでは標準では利用できない?……といっても「2PCはDbUnitのスコープじゃねーだろ」と言われればぐぅの音も出ないので、気にしてないんだけど。
で。これらについては「有用なドキュメント」は少ない*1。実務ゴリゴリで、技術的に面白いところは皆無だからか。といってもDBUnitに関しては、新進気鋭のヌーラボサイトの技術資料セクションにて『Web+DB Press Vol.17』の記事が公開されている(PDF)。バージョンは少し前のものだが、導入としてはDBUnit2.0でも充分に通用する。というか他にマトモな日本語記事が無い。
JUnitEEは使い方も簡単だし、ドキュメントもわかりやすいから英語で間に合うということかなあ。動かしてみるとなかなか面白いと思うし、Cactusよりも手軽で良いなあ、と個人的には思うんだけど。
そしてDbUnitなのだが、このテストデータってGroovy-Markupで書きたくなるやね。
*1 そして、このエントリもクズ記述の仲間入りという按配だ。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









