「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。 J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)
ランチは試したことがない。いつも水道橋から白山通りを下って歩くとちょっと遠いなあ、と感じていたので、神保町の交差点から上っていったのだけれど、そっちからも遠い。で、なんと月曜定休。がーん。仕方がないのでこりゃうめえのランチ。出てくるのが遅い。今度は新世界菜館系にチャレンジしてみたい。