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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2001-07-31(Tue) [長年日記]

■1 『千里眼の瞳』(松岡圭祐)

2001/09/28刊行予定とのこと。いつまで続くのか、千里眼シリーズ。「著者独特のリーダビリティ」というよりは賞味期限を刊行後半年ぐらいに設定、読み棄てられるのを承知で書き飛ばしているような気がしてならないのだが、結局買って読んでしまうのだろう、今回も。

Tags: 書籍

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