2001-07-14(Sat) [長年日記]
■2 『グリーン・デスティニー』
暑い。あまりに暑い。なので晩飯には胡麻蕎麦と饂飩をザルでいただきながら、飛翔する人びとの姿で涼をとろうとDVDを廻したが、観始めるとメシ喰ってるどころじゃなくなってしまうのだな。 碧名剣を鞘から抜くと効果音が右リアに抜けていくのは池袋はサンシャインシネマでは体験できなかった新たな発見である。 せっかくのDVDなので特典映像も観たのだけれど、ミシェル・ヨーばかりが喋っている。監督よりも多弁。我らがチャン・ツィイーちゃんをもっとフィーチュアしなくてどうする。
リューミンはうなずいた。「いくつか切り捨てねばならんものがあるな」「たとえば?」「まあ、なんといっても重力だな。無重力の中でなければ、どうやって踊りや闘いをうまくこなせるというんだね」(『スキズマトリックス』ブルース・スターリング/小川隆訳;ハヤカワ文庫)
チャン・ツィイーも「たん」だと思う。