2008-06-10(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 RubyKaigi2008まであと10日
かあ。来週じゃないですか。RubyKaigi2008に限らず、いろいろ滞っていてすみません。
2008-06-17(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 今週の金曜日からRubyKaigi2008
気がつくと、今週の金曜日からRubyKaigi2008だ……。昨年、一昨年は週末土日の2日開催だったのだけれども、 今年は新たなチャレンジとして平日である金曜日にも催しをやります。金曜日はチケット不要なのでどなたでも入場できます(土日も多目的ホールのサブセッションはチケット不要です)。
会期初日の金曜日のことは、実行委員会内部ではコードネーム的に「0日目(0th day)」と呼んでいたのだけれども、結局正式採用となった(まあ、みんな数字はゼロから数えるでしょ?)。0日目は、1日目、2日目に比べると催し事のWebでのアナウンスが遅れてしまったので、この日記でも簡単にまとめておきます。以下を読まれて興味を持たれた方は是非ぜひ、つくば国際会議場までお越しください。
- タイムテーブル(これは会期すべてを一覧するもの)
- 0th dayのプログラム
RubyKaigi2008 Golfコンペ
「0th dayは平日の催しなので少しビジネス色を出してみよう」という実行委員会の思いがあり「ビジネスといえばゴルフ」というわけで、RubyKaigi2008 Golfコンペを開催します。出題者はるびまゴルフでもお馴染みの浜地慎一郎さんに協力をお願いしました。浜地さんのゴルフ場を使わせてもらう予定なので、gorubyもインストールされています。
高成績だったりそうじゃなかったりする参加者の皆さんに何かプレゼントを提供できるように、現在あわてて準備中です。腕に覚えがあるかたもない方も奮ってご参加ください。
スポンサーセッション:Ruby活用事例で私も話します
いまのところスポンサー皆勤賞である勤務先の永和システムマネジメントは今年もRubyKaigiを応援します :-)
で、今年はスポンサー事例発表のセッションで私がしゃべります。内容はこんな感じ:
「ふつうのシステム開発〜Rubyとアジャイルで実現するゆるふわドンピシャ愛されシステム開発」
永和システムマネジメントのRubyを使ったアジャイルなシステム開発の取り組みを、これまでの実績や現在進行形のプロジェクトの実例をベースにお話しします。Rubyをつかった場合の弊社のふつうのシステム開発を紹介したいと考えています
ふつうのことをふつうに話す予定です。当日の多目的ホールの企業ブースには永和システムマネジメントも出展します。当日は私だけでなく同僚も何人か来てくれる予定なので、システム開発に関する意見の交換やご相談ができるといいな、と思ってます。よろしくお願いします。
内外コミュニティ紹介 〜コミュニティが育てるRuby、コミュニティを育てるRuby〜
プログラムにはサラっと書いてあるだけなのですが、国内の各地で活動しているコミュニティの皆さんに加えて、Ruby Central,Inc.からChad FowlerとRich Kilmerが登壇します。
Ruby Centralは、RubyConfやRailsConfの運営に携わっていて、Chad Fowlerは(皆さんお読みのことかと思いますが)『MY JOB WENT TO INDIA』の著者。個人的には、去年のRubyConfでChadとRichに挨拶したときに「来年こそはRubyKaigiに行くよ」と言ってもらえたことがいよいよ実現するので、すごく楽しみにしています。
ちなみに、dblack(この記事は翻訳されないのか?)は都合が合わなくて来れないそう。残念。
RubyKaigi2008.live!
(これは0th dayに限らず会期すべてについてですが)、今年は日本のConfreaks、Ruby札幌を中心とした特別編成チーム(coji! gihyo.jp!)によるust経由でのRubyKaigi中継を行います。もちろん録画も予定しており、tDiary開発者が入り浸っていることで有名なニコニコ動画等にて公開予定です。
なお、中継品質はベストエフォートなので悪しからずご了承ください。
それから、RubyKaigi名物(といっても昨年しかやってませんが)公開IRCも今年はustream.tvのものを使います。また、live!メソッドはレシーバに対する破壊的操作を伴います。皆さん自重の上、ご活用ください。
Ruby技術者認定試験
0th dayの会場は多目的ホールなのだけれども、同じつくば国際会議場の小会議室でRuby技術者認定試験を実施します。この日に受験すると、オリジナルグッズのマグカップがもらえます。事前申し込みが必要なので、申し込み方法を確認してください。
前夜祭
昨年までは関係者だけを集めて実施していた「前夜祭」を今年は多目的ホールで、いわゆるBYO(Bring Your Own:持ち込み)で実施します。これもRubyKaigiとしては初の試みなので、どうなるやらさっぱりわかりません。ご協力をよろしくお願いします。
ruby-design meeting
0th dayの開場は12:30からなのでプログラムには載ってませんが、実は開場前の時間、だいたい11:00頃から次回のruby-designミーティングが開催されます(前回のミーティングのIRCログ)。
開場する頃にはミーティング自体は終わってるかもしれませんが、早く会場に来れば来場者の皆さんも「さまざまなRuby処理系の開発に携わる人たちが世界中から集まっているの図」を目撃できるかもしれませんし、目撃できないかもしれません。
RubyKaigiの最新情報は、RubyKaigi日記で
RubyKaigiに関する最新情報は、RubyKaigi日記でチェックしてください。イベント規模を考えると、もっとfeedの購読者数が増えてもいいと思うのです。ちなみにRubyKaigi日記はtDiaryで動いてます!
いかにも慌てて書いたという感じのエントリで、しかも一旦書き初めるとといろいろ書きたくなってしまうのだけれども、0th dayに関連してはこんな感じです。皆さんとRubyKaigi2008でお会いできることを楽しみにしています!
2008-06-19(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 RejectKaigi2008 を開催します
RubyKaigi2008までもうすぐですが(今週末)、今年もRejectkaigiってあるのかな?
とyharaさんが書いていたので、この日記でもリマインド。 今年もRubyKaigi2008終了後にRejectKaigi2008が開催されます。併催: RubyKaigi2008撤収作業。
詳細はなかおさんによるruby-list:45061のアナウンスを参考してください。
今年もエントリしたいなあ。スライドはつくれなさそうだけど。
2008-06-20(Fri) 0th day [長年日記] [Edit]
■1 いよいよ本日からRubyKaigi2008が!
スポンサー事例発表の資料をだいたい完成させた……。これでどうにか会場設営などの準備作業に専念できそう。今日の私は
- 運営委員長のおしごと
- スポンサー事例発表(永和システムマネジメント)
- RubyKaigi2008 Golfコンペの景品係
といった出番を予定しています。会場で姿を見かけたらお気軽に声をかけてやってください。
■2 「ふつうのシステム開発〜Rubyとアジャイルで実現する ゆるふわドンピシャ愛されシステム開発」
スポンサー事例での発表がおわりました。
ふう。回線が細いので、slideshareはあとで。自分のサイトにPDFを置いておく。
http://kakutani.com/articles/ordinary_systems_development.pdf (13.5MB)
やまだあきらさんにustのログをいただきました(ありがとうございます)。レオすごいな。
WEB+DB PRESSでの連載、acts_as_agile ぜんぶ公開済
セッションで言及したWEB+DB PRESSの連載のURLは、
http://gihyo.jp/dev/serial/01/agile/
です。どうぞご利用ください。
なんと、私が今日しゃべるのに併せて公開してくれました。gihyo.jpありがとう! あと怒涛の速報レポ(動画までついて随時すぎる)もよろしくです。
(あとでいろいろアサマシしたい)
動画
gihyo.jpさんが置いてくれた速報動画に人が流れてしまっていて、コメントが少なくてさびしい。
2008-06-21(Sat) [長年日記] [Edit]
■1 RubyKaigi2008 1st day
ええと、本格的にRubyKaigiが始まったら全然参加できませんでした。LTは突発的にタイマー係をやった(というかタイマーのことを忘れていた)ので、ぜんぶ聞けたけど、今年もすごかった。どうすごいのかは他の人が書くだろうから自分の視点のみ。
ライトニングトークス
- 池澤さん(toRuby)のLT。選考でも少し議論にもなったのだけれども、今年のテーマを踏まえて採択。ほんとうに採択してよかった。マジ泣きした。懇親会で池澤さんに御礼を言ってたらまた泣けてきた。
- 竹迫さんに「ゆるふわ」のスライドをパクられたwww なんという栄誉wwwww
- 斎藤ただしさん(実行委員)のLTもマジ泣き。そうだよ、ライトニングトークって、話したいことのある人が5分間だけ話せるということじゃないか。
- 永和自重。「自分たち」のやり方を押しつけるのは違うと思う(まあ、明示してないのもよくないかもしれないけれど)。
- テンパっていて、最初の進行管理をミスった。参加者の皆さんを混乱させてしまって申し訳ありませんでした。
懇親会
RichとChadのRubyCentralの人たちにMacBookにサインしてもらった。これについてはあとで書く。もうMacBookにサインしてもらう場所がなくなってしまった。私のMacBookにはRubyKaigiの歴史が刻まれている。
RejectKaigi2008
RejectKaigi実行委員会から基調講演を頼まれた。なので、昨年とは違って今年はマジで準備してみます。
2008-06-22(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 RubyKaigi2008 2nd day
(あとで)
■2 基調講演:Regional RubyKaigiのご提案
資料
http://kakutani.com/articles/regional_rubykaigi.pdf (11MB)
動画
23:27からが私の出番です。持ち時間(5分)を2分ほどブチ抜いてしまった。失格だな。
走り書き
カオスすぎるRejectKaigi2008 / RejectRejectKaigi2008 の基調講演で「Regional(地域) RubyKaigi」プロジェクトを提案してみた。なんでこんな馴染みのない感じの命名になっているのかというと、米国のRubyコミュニティの活動を踏まえたものだから:
- RubyConf → RubyKaigi
- RejectConf -> RejectKaigi / RejectRejectKaigi
- Regional RubyConf -> Regional RubyKaigi [NEW!]
- RailsConf -> (RailsKaigi……は、まだない。誰かやればいいのに)
RejectKaigiが盛況すぎるのはあまり健全ではないと思っている(カオスでフリーダムで面白いけど)。なので、もっとRubyオンリーのイベントが増えてもよいと思う。ただ、「Regional(地域)」という言葉はちょっと取扱注意だとも思う(ここは、まだ考えの整理がついていないので後日)。
先輩であるPerlコミュニティになぞらえていえば、RubyKaigiはYAPC::Asiaに相当する(YAPC::Asiaのほうがスマートだし国際化も進んでいますが)。ところが、Shibuya.pm tech talkに相当するRubyのイベントはない。Rails勉強会@東京は定期開催を継続している素晴しい勉強会だけれども、Shibuya.pmとは位置づけが違なる。今のところの私の考えとしては、東京で開催する第1回 Regional RubyKaigiは、Shibuya.pm みたいなのがいいんじゃないかなあ、と思う。規模とか運営の負荷とかを考えても。それに、Shibuya.rbは発足しなさそうだし、Akasaka.rbは開店休業っぽいし。
と、いうわけでまずは Shibuya.pmを見学してこよう。
2008-06-23(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 RubyKaigi2008 3rd / Regional RubyKaigi Kaigi
RubyKaigi2007に引き続いてネカフェ難民となった@darashiとのランチと併催。メンバーの出入りはあるのだけれども、
- id:g5n
- a_matsuda
- id:darashi
- ko1
- オレオレ
という、重層的なRubyistの集まりとなり、さまざまな「化学反応」が得られた。メンバーだけならRubyKaigi2008 3日目だな。せっかくなのでRegional RubyKaigiの相談(というか一方的に思いつきを足れ流す)にも付き合ってもらった。ちゃんと成果につながるかどうかはまだ不明なので詳細は書かないけど、RubyKaigiがこうした本編以外での交流のきっかけになって、今後のRubyにまつわる活動に新しい展開をもたらしていけると嬉しいな。
でも、単にRubyKaigiがあるだけでは成果や新しい展開には繋がらないことも経験から知っている。こういう催事は、備えある人たちが動きはじめるきっかけでしかない。RejectKaigiでKaigiFreaksチーフのsnoozer-05が「Trigger」とスライドに書いてたけど、弾が込められていてこその引き金だな、と思う。『レバレッジ技術カンファレンス』の出版が待たれます。
■2 Regional RubyKaigiについて考えることは、
RubyKaigiとは何かについて考えることと同じなんだな。けっこうしんどい。明示的な仕様がなく、実装しかないーーあれ? 何かと似ているような……。
2008-06-25(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 Shibuya Perl Mongersテクニカルトーク#9
イベントフォーマットのべんきょうに見学してきた。Shibuya.jsとは違って、ちゃんとしてた。内容は、RHGのPerl版みたいな感じ。概要から各論に入って、LTでとっちらかして締めるというプログラムの緩急がよかった。休憩時間も多め。タイムキーパーには、RubyKaigi2008で使ったサイロスさん作の初音ミクや、われらが鈴音ミホが活躍していた。仕事が早いwwwwww
ただ、
だそうなので、半分ぐらいしか参加してない感じだなあ。しかしそれでもいろいろと参考になった。
○ しばた [>tDiary開発者が入り浸っていることで有名なニコニコ動画等にて公開予定 お茶吹いた。]