«前の日記(2011-02-19(Sat)) 最新 次の日記(2011-02-23(Wed))» 編集
RSS feed
Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2011-02-20(Sun) [長年日記]

■1 『ゾンビランド』

ゾンビランド [DVD]

けっきょく劇場にはいけなかったのが悔やまれる。これはスクリーンで観たかった……。 イマドキっぽい編集の全速力ダッシュ系のゾンビ。清く正しい(ちょっとだけメタな*1)エンターテイメント。好きだ。

ジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』でザッカーバーグ役だった人ね)が、 ゾンビランドになって良かったことに「もうFaceBook更新しなくていい」とか言ってたのはさすがにフイタ。

ウディ・ハレルソンは抜群の安定感。

ビル・マーレイのああいう絡みかたって素敵だなあ。なんなのあれ。ああいう大人になりたい。『ダージリン急行』でも走ってたけど、ああいうのが彼の後進への接しかたなのかな。ゴーストバスターズといえば『僕らのミライへ逆回転』を思いだしたけど、これはまた別の話だな(そういえば『グリーン・ホーネット』はどうだったんだろう)。

ダージリン急行 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,000

僕らのミライへ逆回転 プレミアム・エディション [DVD]

ジェネオン エンタテインメント
¥ 2,450

*1 本作はゾンビを「ゾンビ」と呼ぶカテゴリの作品でもある


«前の日記(2011-02-19(Sat)) 最新 次の日記(2011-02-23(Wed))» 編集
RSS feed