2007-01-04(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 RSpecに(反転させた)色を付ける
こんな感じですかね:
って、認定言語ヲタにおかれましては既に解決してるかもしれませんが。脊髄反射的にやるなら次の通り:
inverted_progress_bar_formatter.rb
class InvertedProgressBarFormatter < Spec::Runner::Formatter::ProgressBarFormatter def green(text); colour(text, "\e[42m") end def red(text); colour(text, "\e[41m") end def magenta(text); colour(text, "\e[45m") end end
独自フォーマッタを書く。書いたファイルはどこかに置く。
specコマンド
spec -r path/to/inverted_progress_bar_formatter.rb -c \ -f InvertedProgressBarFormatter spec/money_spec.rb
先ほどの独自フォーマッタをspecコマンドから-rオプションでrequireさせて、-fに独自フォーマッタのクラス名を与えることで有効になる。-rがちょっと鬱陶しいな。どうするのがいいのかしら。
Rakeからも使いたい
Rakefileで:
ENV['RSPECOPTS'] = "-r #{path_to_custom_formatter} -f #{custom_formatter_classname} -c"
といった感じで。エレガンスは無いけれども、ともかく動く。環境変数RSPECOPTSはRake経由のspec実行にオプションを渡すための変数。
2007-01-05(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 yaml_waml:「to_yamlでUTF-8な日本語がbinaryになってしまう問題を回避するRailsプラグイン」
id:Rommyさんの「日本語をto_yamlするとエンコードされてしまう問題を安直な方法で解決する」に該当する状況と幾つか遭遇したので、ほぼそのままRailsプラグインにしてみた。助かりました。ありがとうございます。
このプラグインはRuby本体のYAMLが修正されるまで(いつ??)のツナギとして、ar_fixturesと併用できます。Railsは1.2RC2(リリース乙)で動作確認しました。edgeでは試してません。インストールは、Railsプラグインなので例によって、以下のSVNリポジトリを対象にplugin/installなりvendor/pluginsにsvn:externalで。
リポジトリ
(2008/01/22追記:URLを変更しました)
- バージョン: 0.1.0
- 先っちょ
googlecodeを初めて使ってみた。ちょっと重いが手軽なのは良い。URLが甚だわかりづらくてすみません。プロジェクト名やtrunkディレクトリがダブってる(しかもプロジェクト名は綴りが違う)。これはプロジェクト名にアンダースコアが使えないことと、私がsc(svnauto)を深く理解しないで使っているのが原因。scで1プロジェクト1リポジトリな構成(ルートにtrunk,tags,branchesがある)ができるといいんだけどなー。
to_yaml_spec.rb
期待する振る舞いはRommyさんの記述ほぼそのまんま。
context "Japanese text" do specify "String should output string" do "あ".to_yaml.should_eql <<-EXPECTED --- "あ" EXPECTED end specify "Array-ed string should output string" do ['あ','い'].to_yaml.should_eql <<-EXPECTED --- - "あ" - "い" EXPECTED end specify "Hash-ed string should output string" do {'日本語' => ['出力']}.to_yaml.should_eql <<-EXPECTED --- "日本語": - "出力" EXPECTED end specify "mixed Array should output string" do actual = [["あ", "い"], {"う" => ["え"]}, Struct.new(:name).new("お")] actual.to_yaml.should_eql <<-EXPECTED --- - - "あ" - "い" - "う": - "え" - !ruby/struct: name: "お" EXPECTED end end
どうぞご利用ください。
2007-01-09(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 「Wiki小話/Vol.7 - Podcastle Night。」
Wikiばななイベント初参加。Wikiばな方面は私には眩しすぎて結果的にいつも行きそびれていたのだけれど、 id:brazil登場なので突撃。いつかぼくもあんなプレゼンができるようになりたい。最後のetoさんの話に心が震えた。締切を2つも破っているので帰宅。
2007-01-11(Thu) [長年日記] [Edit]
■1
デブサミ2007の「事前配布資料」が完成した!!!
〆切前なのに。奇跡だ。といってもA4一枚だけど。どうみてもポジションペーパーです。セッション用のスライドの準備は依然として残ってる。アサマシ先はただのA4一枚つながり。
コミュニティライブのタイムテーブルが出たついでに宣伝しとこ
コミュニティライブもあるので、無料参加者用のタイムテーブルは実質的には2つ:
はぶさんと「Shibuya.pm X Shibuya.js」とが同じ時間帯だ……。ヒドス。 日本Rubyの会はブースを出す以外に何かするのかなあ。昨年はささださんがYARV(当時)の開発をしてたけど。
以下、リンクを張りづらいサイト構造なのでまとめて転載:
■2
実践『From Java to Ruby』 〜 血があつい鉄道ならば/走りぬけてゆく汽車はいつかは心臓を通るだろう 〜
裏番組がGoogleなので気楽だ。私のセッションはもちろん「残席あり」。
日時
2007/02/15(木)[会期2日目], 10:00〜10:50
概要
微妙な規模のSIベンダである弊社では、現在進行形でRubyの導入に取り組んでいます。SIベンダにとって、昨今ますます注目を集めるRuby、そして Ruby on Railsの意味とは何でしょうか。業界恒例のうたかたなるバズワード? 破壊的イノベーション? それともアジャイル開発者の聖杯? SIベンダはRubyを導入して成功できるのか?本セッションではRubyという「新興」テクノロジをSI組織に導入するための作戦と注意点について、話者の実践経験を元にお話しします。キーファクタは、愛です。本セッションが皆さんの参考になるかどうか、話者にはわかりません。
■3
「オブジェクト倶楽部流オブジェクト指向入門」
オブジェクト倶楽部もコミュニティライブに参加。私のセッションと同じく2日目。オブジェクト倶楽部は現在、ちょっとしたアイデンティティ危機なので、自身のルーツを見つめなおします。『 オブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト』も出版されたし、2007年はオブジェクト指向ブーム到来ですよ。
日時
2007/02/15(木)[会期2日目] 16:40〜17:10
概要
最近では「オブジェクト指向」というキーワード自体はあまり聞かなくなってきました。かく言うオブジェクト倶楽部でもあまりオブジェクト指向の話はしていません。しかし、新しいテクノロジーの多くがオブジェクト指向を基礎としています。本セッションでは、改めてオブジェクト指向の基本に立ち返ります。オブジェクト指向とは本当はどんなものなのか? なぜ現場技術者はオブジェクト指向が難しいと感じるのか?どうしたらオブジェクト指向を使って嬉しいと思えるのか? こうした疑問にオブジェクト倶楽部が答えます。犬とかネコとかは出てきません!
コミュニティライブは申し込み不要とのこと。御用とお急ぎでない方は是非、遊びにきてやってください。
■4 Lisp:よくある正解
via 田中ばびえ。shiroさん超かっこいい。
- Lisper: 臆病/心が弱い/自己中/せっかち
- Perl Monger*1: 無精/短気/傲慢
Rubyistにもあるといいな。信頼。ナイス。これは2つじゃなくて1つか? あと何だろ。まとまりがない。名前重要。うーん。
*1 プログラマの三大美徳、だけれども、出典が出典だし
2007-01-12(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 オブジェクト倶楽部クリスマスイベント2006のライトニングトークス動画
YouTubeにうpされました。Broadcast ourself. AkiyahさんGJ!
どうぞご利用ください。
私の勤務先で「見積り勉強会」を開催させるに至らしめた那須のケント・ベックによる「オレオレ見積」トークが無い(良いプレゼンは人を動かす)。松村さんによるプレゼンでの禁じ手を逆手にとった「朗読メソッド」も無いのか(いつか試したい)。
今回はオブジェクト倶楽部イベントのトークス史上でも一、二を争うクオリティだったかも。何よりも素晴しいのは、その品質がオブジェクト倶楽部ではなくて文字通り参加者によってもたらされたこと。ありがとうございます。
2007-01-15(Mon) 息子が体調不良であることよ [長年日記] [Edit]
■1 Demythifying Me: オブジェクト倶楽部の冬イベントのアンケート集計結果
会場に貼り出されていた内容は既に晒したので、参加者アンケートの自分に関係するところだけあとで晒す。
2007-01-16(Tue) [長年日記] [Edit]
■1
「普通の」ソフトウェア見積り勉強会#1
息子が溶連菌感染症でいきなり欠席。「ふつうの見積り」と言えないぼくらはマコネル提督の書籍を読んで勉強するのです。今朝はdruby.orgの方から来た人の資料をみんなで愛でたらしい。
準備とかは全部koicの人がやってくれていて安心。ここで書かれているようなことが、自分と自分が一緒に仕事する人たちの「普通」になるといいな。私の勝手な願い。1月2月といえば昨年、Rails写経会がグダグダになった季節と重なるのだけが心配。
2007-01-23(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 RubyKaigi2007: Call for Presentation
ささださんからリマインド。RubyKaigi2007のプレゼンテーション応募の締切は、1/31です。
http://jp.rubyist.net/RubyKaigi2007/CallForPresentations.html
多数のご応募をお待ちしております。
2007-01-25(Thu) [長年日記] [Edit]
■1
『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』
中山 元によるカント新訳。artonさんとetoさんのやりとりをみてたら読みたくなったので禁Amazonを破って発注。あとで読む。光文社古典新訳文庫がんばれ。
■2
『マンガでわかる統計学』
普通のソフトウェア見積りができるようになるためにおさらいしよう。つまり、あとで読む。オーム社は偉大だ。
2007-01-26(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 ThoughtWorksの求人広告がYouTubeに
ぼくらのThoughtWorksの求人広告。心が震える。BGMとご一緒にどうぞ。1分25秒。
「開発者虐待との戦い」
毎年10万人の人びとがIT業界の仕事に就いています。
Matthewもそんなひとりです。
彼は「開発者虐待」の被害者です。
「テスト駆動開発」を語れば、同僚に笑われます。
「ストーリーポイント」と口にすれば、プロジェクトマネージャにどやされます。
Matthewは学びました。誰も彼とはペアを組みたがらない、ということを。
彼はこれが普通なんだと思っていました。
ーー私たちは違います。
あなたや、知り合いの誰かが「開発者虐待」の犠牲者なのだとしたら、www.thoughtworks.com/careers.html にアクセスしてください。
私たちがあなたのお役に立ちます。
■2
『Everyday Scripting with Ruby』が発売された
Brian MarickによるRuby本(著者のドメイン名を見よ!)、しかも当初のタイトルは「テスタのためのRuby」だったこともあって、受け入れテストをぎゃっほぎゃっほ自動化するようなハードコアな書籍を勝手に期待していたのだけれども、
PragProg.comにある目次を眺めると、もっと間口の広い実践Ruby入門 + ハマりどころ解説のような印象。Brianにはがっかりだよ!!!ーーって、実際のところはどうなんだろ。
2007-01-27(Sat) [長年日記] [Edit]
■1
「2006年 アマゾン ビジネス書 ベストセラー20」で『LifeHacks PRESS』は9位なの?
日本著者販促センターのサイトに載ってるけど。Amazon調べで日経ビジネスに掲載されてたのか。Amazon.co.jpのBest of 2006の「ビジネス書」には載ってないね。
■2 kakutani.comでの2006年Amazonアサマシランキング
今さらですが。上位10傑+僅差の次点を2冊。もっと一般書籍も紹介できるようになりたい。
1.
『かんたんRuby on RailsでWebアプリケーション開発』
artonさんに「10日でわかる」みたいな書籍を書かせた企画の勝利。四則演算にはObject#sendだ!
2.
『実践 Ajax —Web2.0アプリケーション開発への手引き』
"How"よりも"Why","What","When"を知りたい人、考えたい人向けのAjax入門書。
3.
『パターンによるソフトウェア構成管理』
SubversionやCVSのようなSCMは使ってるけどタグとかブランチの運用に当惑している人は是非。SCMの語彙はパターンとして流通するためにも、本書よもっと売れろッ!!!!
4.
『ファシリテーション・グラフィック—議論を「見える化」する技法』
さいきんはもっぱらGMLばかりだ。もっと精進せねば。
ちなみにGMLはGalactic Modeling Languageの略。UMLを超えた、銀河系標準の統一モデリング言語で、提唱者はKent Beck。
5.
『My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド』
SI業界の人は全員読むべし。
6.
『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発』
第2版の翻訳にも期待しています!!!
7.
『たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング』
海外では今更ながらにRubyの入門書が続々と発売されている。日本にあって海外にないもの。それは本書とRHG、幸福の王子本だ。日本人Rubyistでよかった。
8.
『Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~』
Amazonのデータベースレコードに自分の名前がinsertされた記念碑的一冊。いっぱい売れたことは我が事のように嬉しい(売上に関しては他人事なので)。
9.
『アート・オブ・プロジェクトマネジメント —マイクロソフトで培われた実践手法』
普通のプロジェクトマネジメント本。普通だよ、普通。
10.
『Emacs 辞典』
行あたりの情報密度が濃い、入門書兼リファレンス。私がEmacsで暮らせるようになったのは、本書と『入門GNU Emacs』のおかげ。
次点
『ソフトウェア見積り—人月の暗黙知を解き明かす』, 『ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門』
青木さんのふつうのHaskellと、マコネル提督の「普通のソフトウェア見積り」が僅差で11位。「普通のソフトウェア見積り」は言及し始めたのが年末だったので(最初にリンク貼ったのは発売後すぐだけど)この順位だけれども、内容的には1位なってもおかしくない。Jolt Awardsで最終選考に残っているのは順当というか当然。
たぶんこの先、見積りと計画とコミットメントの違いを説明できないソフトウェア技術者は普通未満として扱われるようになる。余白も行間も図表も多くて300ページ。ソフトウェア技術者なら1人1冊買っておきたいところ(その理由は「第22章 見積りのプレゼンテーション」を参照のこと)。
Haskellは結局まだ、雰囲気以上の理解ができていない。時どきid:nskj77に話をしてもらっても、すぐに振り切られてしまう。
2007-01-30(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 RubyKaigi2007のCFPに応募した
応募することに意義があるのだ。〆切は明日。応募するのはメール1通書くだけなんだから、じゃんじゃん応募しちゃいましょう。
■2
第5回 普通のソフトウェア見積り勉強会
はじめて参加なのに遅刻して(保育園に息子を送り届けるのは男の仕事なのだ)て、いろいろうっかり発言してきた。超たのしい。dotタンの資料もかっこよかった。みんな思慮深いなあ。こういう勉強会ではうっかり発言してナンボだと思うんだけど。その点、id:m_pixyの人は素晴らしい。
■3
JaSST'07:Ed Yourdonの基調講演
同時通訳チームの一人のうちの一人の女性のしゃべり方が気に障る感じで集中できない。生で聞く。ゆっくり話す、品の良いオールドスクールなプレゼンテーション。blog書いてるんだー。トリアージと優先順位づけは違うんだー。マコネル提督の見積り本を紹介していた。JaSSTでマコネル提督を呼んで欲しい。
■4 JaSST'07: レゴブロックを使った欠陥の「見える化」- バグレゴによる試行 -
KKDさんのバグレゴの話をライブで聞くのは初めて。たぶん請われたのと時間的な制約からだろうけれども、バグレゴだけ取り出して話されちゃうと、メッセージがきちんと届くのかなあ、と思いながら聞いていた。自分たちのプロダクトを自分たちが作っていくという目的を実現するいち手段だという前提が弱くなってしまうような。質疑応答でーーって、質問者もid:amapyonだったたから、JaSSTな人たちにリーチしたのかよくわからない。
2007-01-31(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 近日発行予定『JavaからRubyへ』(仮)の訳者を務める角谷信太郎さんのセミナーはこちら
「近日」っていつなんだろうね?。それはともかく、デブサミでは現在「残席僅か」のステータス。技術者コミュニティをサポートする姿勢を見せつつも、どうしてもスーツなデブサミでどこまでやれるか頑張ってみるつもり。気持ちだけはテロルの方向で準備したいなあ。新ネタは特にないけど、新しさになんか価値は無いのだ。

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○ Yugui [や、specコマンドのオプションを調べただけで、まだ試していなかったのですけれど、ありがとうございました。]