Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である。

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
 「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2003-12-20(Sat) SFサスペンス&ウェスタンアドベンチャー [長年日記]

■1 『ソラリス』@新橋文化

人を食った映画だなあ。まあ、ソダーバーグだしな。原作を読み返そうと思って書棚をちょっと探ったが見当たらなかったので新たに買い求めたところ、ハヤカワ青背の表紙がジョージ・クルーニーになっていた。哀しい。

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■2 『マニトの靴』@新橋文化

DVDタイトルは『荒野のマニト』。時に1862年、アメリカ西部が舞台のドイツ映画。歌と踊りあり。わかってるなあ。ドイツ映画なのでヒロインはやっぱりゴツい。

「ドイツ史上最高の動員数を記録した、大ヒットコメディ」だそうだが、そのネタはといえば──うんこ、しっこ、ゲロ、ちんこ、オナラ、オカマ、童貞、そしてウサちゃん。ネタの下品さとは対照的にCGの使用は控えめで品が良い。さすがパイソンズを呼んで来てドイツ語でスケッチやらせる国である。

「ドイツ史上最高」は営業的煽りだと思うが、本国でそれなりに観客動員があったのであれば、ドイツ人、あなどりがたし。

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