Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である。

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
 「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2003-11-17(Mon) [Edit]

■1エレベーターピッチ

エレベーターピッチという言葉には、たとえば突然エレベーターの中で自分がずっと会いたいと思っていた人に会えたという「30秒だけの幸運」に遭遇したときに、そこで自分をどう表現できるのか、そういうことを常に考えておけ、みたいな意味合いもある。

凡百このうえない私にも、人生のこれまでに一度ならず「自分がずっと会いたいと思っていた人に会えたという『30秒だけの幸運』」と呼ぶべき機会を得たことがある。その数と同じだけ、その機会を巧く我が物とできなかったという悔いもある。幸運の女神に後ろ髪はない。

インターネットも実社会と同じなので、エレベーターピッチなイベントも数多く発生している、と思う。検索エンジン経由で。検索エンジン経由の「30秒だけの幸運」を巧く我が物とできてこれまで知らなかった人たちと出逢えるか、出逢えないか。こちらも巧くいっているとはいいがたい情況にある。

自分の考えをまとめて磨き上げる力は訓練によってのみ到達できるところで、自分にはその訓練がかなり欠けている、と転職してからこっち、思うことが多い。

■2 キアヌがネオであるのみならず

キアヌはNeo(oneとeonのアナグラム)であるのと同じく彼はシッダールタであり、かつ、テッドであることが興味深いし重要なのだ、と思う。Be Excellent to each other。

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2004-11-17(Wed) [Edit]

■1 自分のプロジェクトのバーンダウン・チャートが、

雑誌にカラー写真で掲載されているのを見た。不思議な感覚。掲載されているのは今は昔のイテレーション#2のチャート。懐かしい。

なお、雑誌に掲載されている写真はイメージというかサンプルとしてであって、本文と直接の関係はありません。

■2 Ruby Java Bridge

といっても、arton師父のプロダクトではなく(リンク先ではrjbにも関心が寄せられてはいる)、Groovyについて。Groovyに戸惑いながらも期待を寄せるRubyist、というのはひとり私だけではないのだなあ。書籍が無いよね、と嘆かれているのだが、Oreilly、Manning(and Willey?)、そして我らがPragmatic Programmerシリーズからも来年以降、書籍が刊行されるとかされないとか*1。日本でもちゃんとした翻訳が出るといいな。

*1 ここらへん、というかGroovyOneの話は気が向いたらまた今度


2006-11-17(Fri) [Edit]

■1 オブジェクト倶楽部2006秋イベント、終了しました

盛況だった(思う)。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。参加者の皆さんの意見をたくさん聞けて満足です。とりいそぎ、自分の発表資料を置いておきます。2年前のネタをKeynoteにしただけなんだけど、5分で収まらなかった。情けない。というか入れ換え時間15秒はちょっとキビシイ。20秒ぐらいにしてもらえると嬉しいなあ:

次はクリスマスイベント(12/20)でお会いしましょう。

感想は色々思うところはあるのだけれど、とにもかくにもスペシャルゲスト。久々に本家本元オリジナルの高橋メソッドを目撃できて眼福。内容については、social changeに苦言を呈するかたちを見せながらも、しっかりと高橋さんのXPE2nd第23章厨っぷりを見れてよかった。XPE2nd第23章は、問題の「時を越えたプログラミングの道」。に、しても筋肉少女帯はやられたなあ。遠くないうちに発表で「鉄道少年の憩」をやりたかったけど、それはしばらく封印で。

「オブジェクト倶楽部」って名乗ってるけどオブジェクト指向の話してないじゃん

Kent BeckのXP本2ndも、エクストリームなプログラミングの話はほとんどしてませんから。