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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2002-01-13(Sun) [Edit]

■1 本日のバートホールド

現在利用している、高さが低いアクリル45cmケージでは、ケージ内の温度勾配が巧くつけられない。居間に新しく棚を購入して、配置スペースもW60cm×D35cmぐらいまで対応できるようになったこともあるし、早ばやとケージを新調。中野の爬虫類倶楽部にて、トリオコーポレーションのビバリアシリーズ、レプロ600を調達してくる。W60cm×D30cm×H36cm。ガラス製の爬虫類用飼育ケージである。

早速新居に我らがバートホールドを引っ越させてみるが、警戒していて、自家製シェルターでヒッキー状態。

Tags: 陸亀

2004-01-13(Tue) [Edit]

■1 『ロードの仲間たち』

えーっと……。

Tags: 指輪

■2 「げにわが友人たちよ、……ふたたび相会うたのじゃ。潮の変わり目にな」

——と言い放って、シレっとリニューアルしたサイトを提示できれば私もガンダルフなわけだが。 残念ながらまだまだ日々バルログと格闘中。こんなところでウダウダ言ってないで、返信のひとつでも書くべきだわな。

なお、リニューアル案はまだ生きている。ここ半年ぐらいの電網界も動きの潮流——たらこせるがブログとか言っている——を受けての RSSとかTrackBackとか、XML-RPCやらSOAPやらも射程に入れておきたいな、とは思っているのだが……。

メーリングリストというチャネルは残しつつも、もうちょっとユルイ繋がりの、分散型の仕組みで何かできるとイイんだけど。 個々人がウェブロで書いた映画の感想文をTrackBackを窟サーバに打て打て、って、これだとyet another blogmapか。まあ、私に新しいサービスを考えだせるわけもないのでそれでも(実現できればそれだけで)上出来ではある。

話は関係ないが、映画の公開/終了日やDVDの発売スケジュールはRSSとかRDFで標準化されて流通しても良いのでは、と思うのだがどうか。

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本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

Before...

かくたに [今日は眞鍋かをりが「ゴラムの二重人格がどっちに落ち着くのかに期待!!」みたいなこと言ってました。]

たらこせる [(゜Д゜)ウボァー]

たらこせる [Blog用ネタあたってたら...http://de-club.net/lor/   ((((;゜д゜)))]

たらこせる [「ア」のあたりがDVD発売関連は握っていると思うけど、仕事で付き合ってみて営業まわりはほんと営業しかできなさそうなん..]

かくたに [まずはDVDからやってみますかねえ]


2005-01-13(Thu) [Edit]

■1 モガンボは満足じゃ アムリーシュ・プリー、脳出血で逝く

「モガンボは満足じゃ」の一言で我われのハートを鷲掴みにしたインドの怪優が逝ってしまわれました。享年72歳。

画像は『Mr.インディア』でモガンボ様に扮する相対的に若かりし頃のアムリーシュ御大。Hail Mogambo!!

■2 「達人プログラマーの本棚」シリーズが大変なことになっている件について

Andy Huntのウェブロで、『Pragmatic Version Control using Subversion』がもうすぐ発売される旨が告知されている。

おおっ、と思ってコーチとサイトを眺めていたら、鉱脈に行きあたった。「using Subversion」を含めて、近刊4タイトルが予定されている模様。いずれもDave&Andyの手になるものではないところがシリーズの広がりを感じさせる。

日本の出版社でこのシリーズの邦訳をやろうという気概のあるところはないだろうか。

以下、4冊まとめて軽く紹介をば。並びは発売予定順:

『Pragmatic Version Control using Subversion』

Pragmatic Version Control」シリーズのSubversion版。既刊に『using CVS』がある。2005/02/05発売予定。Amazon.co.jpで予約可能

『Data Crunching: Solve Everyday Problems using Java, Python, and more.』

あまり内容がわかってないのだけれど、運用系にまつわる問題へのアプローチを扱った書籍なのかな……。データの移行とかログとか。サイトをみると、

  • 現実世界のレガシーデータ変換にまつわる問題へのアプローチ
  • データの取り回し(data-handling)にはどの言語が向くのか?
  • ログファイルの検索、データソースの変換、プログラムの設定などなどを行うプログラムの設計、ビルド、テスト

とある。サブタイトルが「Java, Python and more.」なのが残念。2005/02/15発売予定。Amazon.co.jpで予約可能

Ship It!: A Practical Guide To Successful Software Projects (Pragmatic Programmers)(Jared R. Richardson/William A., Jr. Gwaltney) 『Ship it!: A Practical Guide to Successful Software Projects』

出荷しる!!」とはこれまた大胆なメインタイトル。ワーキングタイトルは「The Pragmatic Project Primer」とずいぶんおとなしいものだったみたい*1

その名残もいまや副題に残されるのみ。「ソフトウェア・プロジェクトを成功に導く実践ガイド」とのことで、記述はすべて「現実世界でテスト済み」だそうな。「胸を張ってソフトウェアをリリースしたい人向け」とのことで、楽しみ。2005/03/31発売予定。Amazon.co.jpで予約可能

『Practices of an Agile Developer』

タイトルまんまの内容なのでは、と推測。本書では5つの領域をカバーしている:

  • 開発プロセス
  • コーディングのとき(? While Coding)
  • 開発者の心構え(Developer Attitude)
  • プロジェクトとチームのマネジメント
  • イテレーティブかつインクリメンタルな学習

Developer Attitude重要。2005/04/01発売予定。こちらはまだAmazon.co.jpでは予約できない

各々手に入れたり読んでりできしだい、再びアサマシく紹介したい。

*1 01/13時点での書影はワーキングタイトルのがベースになっている


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